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沈黙の無いスムーズな上手な話し方のコツ

ここでは、会話の途中で話が途切れてしまった時や緊張をほぐす

ためのコツをご紹介していきます。

話が途切れてしまったら

商談にしろ雑談にしろ、あるとき突然話題に詰まってしまい、気まずい沈黙が

流れてしまうという事があると思います。

恋人同士の会話にふと沈黙が訪れる事を「天使が通り過ぎる」などと言いますが

取引先の人と話している時や、大事なお客様をもてなしている時に

話に詰まってしまっては困ります。

そんな場合に備えて、普段からお互いがリラックスできるような話題を

いくつかストックしておくようにするといいでしょう。

スポーツや食べ物に関する雑学的な知識をいくつか仕入れておいて、

相手が好みそうな話題を一つ選んで披露するのです。

あるいは、「さきほどの○○の話ですが」というように話を前に戻し、

それまでの会話の中で出た話題を別の視点から話す事も効果的です。

また、「話は変わりますが」とまったく別の話題を始めてみるのもいいでしょう。

こんなちょっとしたきっかけでお互いの気持ちが打ち解け始め、

口の方もまた滑らかに動くようになるのです。

共通点を素早くつかむ

初対面の人との会話をスムーズに運ぶためには、まずお互いの共通点を

見つける事から始めなければなりません。

趣味や出身地が同じであれば言う事はありませんが、なかなかそう上手くはいきません。

とにかく当たりさわりのない話題をいくつか相手にぶつけて相手の反応をみて

素早く共通点を見つけてください。

最も無難なのは、やはり天候の話です。それによって相手が寒がりなのか

暑がりなのかを知る事ができるでしょう。

そこから出身地→お国柄→土地の名産・名物といった具合に話題を広げていけば、

自然に会話が流れ始めます。

相手の得意分野を探す

会話を弾ませるテクニックの一つに、相手の得意分野を中心に会話を進める方法があります。

例えば、相手がクラシック音楽好きの人であったなら「私は音楽の事はまったく不案内で…」

という風に水を向けてみましょう。相手も決して悪い気はしないはずです。

自分が音楽に興味がなくとも、「私も少しクラシックを聴いてみたいのですが、

最初はどんなものから聴けばいいのでしょうね?」という風に

話のきっかけはいくらでも作る事ができるのです。

緊張をほぐす話の「まくら」

商談などに臨む場合、お互いに緊張してなかなか会話が弾まない事があります。

こういう時はいきなり本題に入ろうとせず、本来の話題と関係のない話題から

入ってみてはどうでしょうか。

つまり、落語でいうところの「まくら」から会話を始めるわけです。

スポーツや趣味の話、天候の不順などは格好のまくらになります。

お互いの緊張がほぐれて後の会話がスムーズに運ぶ事でしょう。

ただし、会話が長くならないように心掛けてください。

相手をじらしたりして、逆効果になってしまいます。



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