上手な話し方のコツ
上手な話し方のコツ尊敬語の上手な使い方 |
尊敬語を正しく使いましょう
尊敬語は相手への尊敬を表す表現で、相手の動作や行動に対して使われます。
ここでは尊敬語の上手な使い方についてご紹介していきます。
「れる」「られる」型の尊敬語
動詞などの述語に「れる」「られる」をつけて表現するのが一般的な使い方です。
「どんな雑誌を読まれますか?」
「先生が書かれた本を読ませていただきました」
「患者さんが待っておられます」
「係長が先ほど言われましたととおり〜」
という風に使います。
「お〜なる」型の尊敬語
相手の動作を示す述語に「お」や「ご」をつけて、語尾を「なる、なさる、くださる」などで
締めくくる言い方もあります。これは「れる」「られる」よりも更に敬意を表すものです。
「戦争中の体験をお話くださるそうです」
「パーティーには社長がご出席なさいました」
「映画やビデオなどはご覧になりますか?」
という風に使います。
特別な言葉を使う型の尊敬語
「見る」を「ご覧になる」と言い換えるように、動詞を置き換える事によって
尊敬を表す言い方もあります。
「いる」→「いらっしゃる」「来る」→「いらっしゃる」
などといったものです。
尊敬表現への変化一覧表
一般表現 | 尊敬表現 |
見る | ご覧になる |
言う | おっしゃる お話しになる |
いる | いらっしゃる |
行く | いらっしゃる |
来る | いらっしゃる・おみえになる みえる・お越しになる |
する | なさる |
食べる | お召し上がりになる |