上手な話し方のコツ
上手な話し方のコツ謙譲語の上手な使い方 |
謙譲語を正しく使いましょう
謙譲語は自分や自分側の人の動作や状態、持ち物などをへりくだって言う事によって
相手方を持ち上げ、相手に敬意を示す表現です。
ここでは、謙譲語の上手な使い方についてご紹介していきます。
特別な言葉を使う型の謙譲語
「いただく」「させていただく」「あげる」「さしあげる」を使う謙譲表現です。
「明日のパーティーには必ず出席させていただきます」
「来週、ご連絡をさしあげます」
などがあります。
「お〜する」型の謙譲語
「お〜する」「お〜いただく」「お〜申し上げる」「お〜いたす」「お〜願う」
「お〜にあずかる」を使う謙譲表現です。
「お茶をお持ちいたします」
「お褒めにあずかり、ありがとうございます」
「課長の○○の方から、ご説明申し上げます」
という風に使います。
所有物をへりくだる型の謙譲語
自分の所有している物、自分側に所属している物を指して、あえて低めて言う表現です。
「拙宅」「拙文」「小社」「弊社」「小生」「愚息」などといったものがあります。
謙譲表現への変化一覧表
一般表現 | 謙譲表現 |
行く | 参る・参ります |
言う | 申す・申し上げる |
思う | 存ずる・存じます |
聞く | うかがう・うけたまわる |
あげる | さしあげる |
食べる もらう |
いただく |
見る | 拝見する |
私・私の〜 | 小生 |
自分の会社 | 小社・弊社 |
自分の所有物 | 粗品・粗茶・寸志 薄謝・拙宅 |