上手な話し方のコツ
上手な話し方のコツ保証人のお願いは慎重に |
保証人のお願いをする時は慎重に
ここではローンを組む時の保証人や身元保証人のお願いをする時の話し方についてご紹介していきます。
ローンの保証人
「部長、実は折り入ってお願いしたい事があって伺いました。
部長もご存知のように先月父が他界いたしまして
故郷の実家では母が一人で暮らしております。兄弟も親戚もおりませんので
私がたった一人の身内という事になります。
そこで母を東京に呼び一緒に住もうと考えているのですが、私の家は公団住宅です。
妻と二人の子供の他に母を住まわせる余裕はとてもありません。
そこで思い切って郊外にマンションを購入する事にいたしました。運よく手頃な物件が
通勤圏内に見つかりまして、なんとか価格も手が届きそうな範囲なのです。
ついては、部長にローンの保証人をお願いできないかと思いまして
こちらまで伺った次第です。
○○ほど借り入れて○○年のローンにしようと思っています。
後ほど詳しい返済計画をお持ちします。
何とかお願いできませんでしょうか。」
住宅ローンの保証人を依頼する時は、親戚に頼むにせよ、会社の上司に頼むにせよ
しっかりした返済計画を示す事が大切です。会社の上司ならお互いの仕事ぶりや信用、
生活態度や収入が分かっていますから、頼みやすく引受けやすいはずです。
身元保証人を依頼する時
「日頃のご好意に甘えてお願いしたい事がございます。お願いというのはここに連れて来た
長男の事でございます。この度なんとか○○大学を卒業する事ができ、○○銀行から
内定を頂きました。そこで、突然失礼とは存じますが○○様に
身元保証人をお願いしたいのでございます。
もちろん本人にも決してご迷惑をおかけする事のないよう、よく申し聞かせますので
ぜひともお願いいたします」
身元保証人を頼む場合、気心が知れた人に頼むのが一番です。
しかしそうもいかない場合には必ず本人を同行させて本人の口から
しっかりと挨拶させる事が絶対に必要です。
これには相手に息子の人格を見てもらうという意味もあるのです。
事情を説明する
「都内在住の保証人が必要なので…」
なぜその人に保証人を頼むのかをはっきりと告げます。
後々の信頼関係にもかかわりますから、決してあいまいにしないで
細かい所まで説明するようにしてください。