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人を惹きつける上手な話し方

ここでは、親しみやすさのアピールの仕方や相手を褒める

テクニックなどをご紹介していこうと思います。

親しみやすい自分を相手にアピールする

他人を自分の話の中に引き込むためには、何よりもまず相手に安心感を

与える事が大切です。つまり相手の警戒心を解き、

私はあなたにとって有益な人間であるという事を知ってもらうわけですが、

これはなかなか容易な事ではありません。

相手の警戒心を解く最も有効な方法は、自分のプライベートな部分を

アピールして親しみやすい人を演出する事です。

家族の話題や趣味のこと、あるいはちょっとした失敗談でもいいです。

この時に軽薄な口調にならないように気をつけながら、明るく愉快な

人間である事を相手に印象づけるようにしてください。

相手の優越感を刺激する

相手が喜びそうな事を話題にして、優越感を与える事も大切です。

容姿や学歴、身につけている服装や装飾品を褒めてあげれば、

誰でも悪い気はしないはずです。

おのずと警戒心も解けてくるというものです。

ただし気をつけなければいけないのは、やりすぎない事です。

あまりにも現実からかけ離れた褒め言葉や、太鼓持ちのような態度をとることは

かえって相手の心証を害する危険もあるものです。

ゴマをすられるのを極端に嫌う人もいるという事を覚えておいてください。

相手を褒めるテクニック

人を褒める時は、褒めすぎないようにするのが第一条件です。

さりげないお世辞であれば、それがお世辞と分かっていても悪い気はしないものです。

例えば、相手がちょっと派手なデザインのネクタイをしていたら

「素敵なネクタイですね。奥様のセンスですか?」

といったようにちょっと気がついたので言ってみたという感じで褒めてみましょう。

あくまでもさりげなく褒めることが大切です。

お世辞へのリアクション

それでは、お世辞を言われた側の人はどう受け応えをすればいいのでしょうか。

「御社の昨年の業績は前年に比べて大幅にアップしたと伺っておりますが〜」

といったようなお世辞をよく耳にします。これに対して、

「いやあ、そんな事はありません。どこも同じような不況のどん底ですよ」

とへりくだるのではあまりにもありきたりな返し方になってしまいます。

やはりここは褒められたら褒め返すのが上手なやり方です。

「いやいや、お宅様の方こそ昨年度はPC関係のお仕事でかなり大きなご商売をなさったとの 噂ですよ」

といった具合に、相手の会社を褒めておけばひとまずは安全です。

もうひとひねりしたいのであれば、

「そんな風に言われるとついついその気になってしまいます。さすがにお上手ですね」

などとお世辞を言った本人を褒め返してしまう方法もあります。

ただし、あまりまわりくどい褒め方をしてしまうと真意が相手に伝わらず、

逆に皮肉を言われたと誤解されてしまう場合もあるので、褒めすぎには十分注意が必要です。



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